あいうべ体操とは口呼吸から鼻呼吸に改善するための体操です。
口呼吸はドライマウスを引き起こしてしまうので口臭の原因になります。だから鼻呼吸に改善することは口臭予防にも重要なことなんです。
人間は本来鼻で呼吸をする生き物なのですが、口で呼吸をしている人が意外と多いんです。
なぜ口呼吸はダメなのかというと
- 虫歯になりやすい
- 歯周病になりやすい
- 風邪をひきやすい
- 出っ歯になる
- アレルギーを起こしやすい
- 口臭がキツくなる
など、様々な悪影響を体に与えてしまうからなんです。
口呼吸が原因で口臭がキツくなっている人はあいうべ体操で鼻呼吸に改善して口臭を治しましょう。
あいうべ体操は何の道具も必要ではなく、誰でもどこでも簡単にできる体操です。ぜひ今日からあいうべ体操を実践して爽やかな息と健康を取り戻しましょう。
あいうべ体操とは?
あいうべ体操とは冒頭でも紹介したように、口呼吸を鼻呼吸に改善するための体操です。
この体操は福岡の「みらいクリニック」の今井一彰先生が考案したものです。
あいうべ体操は鼻呼吸に改善するための運動なのですが、それ以外にも様々な良い効果があり今すごく注目されているんです。
あいうべ体操の効果
- インフルエンザの予防
- 風邪の予防
- 花粉症
- アトピー
- 無呼吸症候群
- 高血圧
などなどそれ以外にも多くの効果が期待できるそうです。
あいうべ体操のやり方
あいうべ体操はとっても簡単で、大きく口を開けて「あー」「いー」「うー」「ベー」と言うだけです。
①「あー」
口を大きく喉の奥が見えるくらいまで開いて「あー」と言います。
②「いー」
口を横に前歯がしっかりと見えるくらいまで大きく開いて、頬の筋肉がしっかりと動いているのを感じながら「いー」と言います。
③「うー」
唇をタコの口のように尖らせて前に突き出して「うー」と言います。
④「ベー」
舌を思いっきり出して下に伸ばすように(KISSのジーン・シモンズのように)「ベー」と言います。
この①?④を1日に30セット行いましょう。1度に30セット行わなくても2?3回に分けて行えばOKです。
1セット5秒くらいでできるので、30セットでも3分もかからずにできます。
どうですか?簡単ですよね。これなら誰でも無理なく毎日続けられると思います。
どうしてあいうべ体操はそんなにたくさんの効果が期待できるの?
あいうべ体操は口呼吸から鼻呼吸に改善するので、口呼吸が体に及ぼす様々な悪影響も改善することができます。
さらにあいうべ体操は舌の位置を整えてくれる効果もあります。舌の位置が正しい位置に治ることで体の免疫力がアップします。免疫力が上がるということは体に悪さをする様々な菌をやっつけてることができるので病気の予防に繋がります。
そしてもう1つ、あいうべ体操は脳の血流を良くする効果もあるので、うつ病や不眠症などの精神的疾患にも効果が期待できるということなんです。
これらの3つの効果からあいうべ体操は様々な体に良い効果があるということなんですね。
あいうべ体操のまとめ
あいうべ体操は続けることが大切なのでまずは最低でも3ヶ月くらいは毎日続けてみましょう。
特に「口が乾きやすい」「気がつけば口が開いている」という人は口呼吸になっている可能性が高いのでぜひ実践してみてください。
また口呼吸が引き起こす口臭については「口呼吸は口臭の原因です!5つの対策方法で改善しましょう」で詳しく紹介していますので参考にしてみて下さい。