口内炎ができると食事の時や舌が触れた時に痛いので辛いですよね。そんな口内炎ができている時は口臭もキツくなっている可能性が高いんです。
口内炎は一般的に過労や寝不足などで疲れが溜まっている時や、ストレスや心配事など精神的に負担がかかっている時にできてしまいます。
口臭も口内炎と同じで、疲れが溜まっている時やストレスを感じている時に発生しやすいんです。
だから口内炎ができている時は口臭もキツくなりやすいんです。
このページでは口内炎と口臭の関係から口内炎ができている時に効果的な口臭対策方法まで詳しく紹介しています。
口内炎ができていて、口臭も気になるという人はぜひチェックして下さい。きっとあなたに合った解決方法が見つかると思います。
口内炎の主なタイプと原因について
口内炎には主に3種類あります。
- アフタ性口内炎
- カタル性口内炎
- ウィルス性口内炎
一般的にできやすいのが「アフタ性口内炎」と「カタル性口内炎」です。
アフタ性口内炎は疲れやストレスが溜まっている時に出来るタイプで、カタル性口内炎は舌や唇などを噛んだ時に傷口から炎症が起きてしまうことで出来てしまうタイプです。
アフタ性口内炎とカタル性口内炎はどちらも1週間〜2週間くらい経てば自然に治ります。
この2つのタイプの口内炎をできるだけ早く治すには以下のような対策方法がおすすめです。
- 薬を塗る
- ビタミンB2、ビタミンCを摂る
- 睡眠時間をたっぷり取り、疲れを解消する
一方、ウィルス性口内炎はウィルスの感染からできてしまうタイプで以下のような病気の可能性があるので早く病院で診てもらうことが必要になります。
- ヘルペス
- カンジダ菌
- 梅毒、淋病、クラミジアなどの性行為感染症
2週間以上口内炎が治らないという人はウィルス性口内炎の可能性がありますので早めに病院へ行きましょう。
口臭も同時に発生しやすいのが「アフタ性口内炎」です
上記で紹介した3種類の口内炎の中で口臭も同時に発生しやすいのが「アフタ性口内炎」です。またアフタ性口内炎は3種類の中でも最も一般的に出来やすいタイプの口内炎です。
なぜアフタ性口内炎と口臭に関係があるのかというと、どちらもストレスや疲労などによって免疫力が低下することが原因だからです。
口臭の原因と免疫力は一見関係が無いように思われますが、実は深い関係があります。体の免疫力が下がると口内の歯周病菌や虫歯菌への免疫力も下がるということなので、口内に細菌がたくさん繁殖してしまいます。そしてこれらの細菌が硫化水素やメチルメルカプタンなどの悪臭ガスを発生させてしまうので口臭もキツくなってしまいます。
さらにストレスや疲労は内臓の働きも低下させてしまいます。これによって胃や腸などの内臓の不調を招いてしまい、体内からも口臭がキツくなってしまいます。
つまりアフタ性口内炎ができやすい時は体の免疫力が低下している為に、口内からと体内からの両方から口臭が発生しやすいということなんです。
口内炎が出来た時に効果的な4つの口臭対策方法
1.歯磨きをしっかりと行う
口内に細菌がたくさん繁殖することで口内炎ができやすくなり、口臭も発生してしまいます。だから歯磨きで口内の細菌をしっかりと取り除くことで、口内炎の悪化と口臭を抑えることができます。
1日に最低でも3回(朝、昼食後、寝る前)は10分くらいかけてしっかりと歯磨きを行いましょう。
また歯磨きで口内の細菌をしっかりと取り除くには歯磨き粉選びも重要です。殺菌作用のある薬用歯磨き粉を選ぶことでより効果的に細菌を除去して、口内炎と口臭を抑えることができます。
当サイトでは口臭予防に効果的な歯磨き粉を紹介しています。
歯磨き粉で効果的に口臭を予防したい人は参考にしてみて下さい。
2.睡眠をたっぷりとる
疲れが溜まっていると体の免疫力が低下し、口内に細菌が繁殖してしまい、口内炎と口臭の原因になります。
しっかりと睡眠をとり、疲れがたまらないようにすることで、免疫力をアップさせて口内炎と口臭を抑えることができます。
睡眠以外にも、お風呂にゆっくりと入ったり、マッサージをするなど、自分に合った体の疲れを取る対策を行いましょう。
3.ストレスを溜めない
ストレスや心配事などの精神的な要素も口内炎と口臭の原因になります。
ストレスを感じていると体の免疫力が低下してしまいますし、胃や腸などの不調を招いて体内から口臭も発生してしまいます。
ストレスを溜めないように「適度な運動をする」「お風呂に入る」などの対策を行いましょう。もちろん自分なりのストレス解消法があれば大変有効です。
体内からくる口臭の原因No.1は「胃」です。口内炎が出来ていて歯磨きをしても口臭が消えないという場合は、まず胃が原因の口臭を疑ってみた方が良いかもしれません。
胃が原因の口臭については「胃の臭いが原因の口臭をスッキリ消す方法とは?」で詳しく紹介していますので参考にしてみて下さい。
4.お酒やタバコを控える
お酒とタバコは口内炎を刺激してしまうので症状を悪化させてしまう可能性があります。またお酒とタバコは口臭の大きな原因にもなります。
口内炎が出来ていて口臭が気になる場合はお酒とタバコは控えるようにしましょう。
お酒とタバコが原因の口臭については以下の記事で詳しく紹介していますので、お酒をよく飲む人やタバコを吸う人は参考してみて下さい。
口内炎と口臭まとめ
口内炎と口臭の関係についてわかりましたでしょうか?
口内炎が出来たからと言って直接口臭の原因になるわけではありませんが、口内炎が出来やすくなる原因と口臭の原因が共通しているということなんですね。
最後にもう1度言いますが、口内炎が出来ている時は免疫力が下がっているので、しっかりと休んで、ストレスも解消して、口内の細菌を減らすようにしましょう。
そうすることで口臭も改善することができます。