
にんにくが入っている料理ってとっても美味しいですよね?
ついつい食欲がそそられて食べ過ぎてしまうことも多いと思います。
でもにんにくを食べた後に「やばい!明日の口臭どうしよう・・・大事な用事があったんだった!」と焦ってしまった経験はありませんか?
このページではにんにくを食べた翌日の口臭をしっかりと消す対策方法を紹介しています。
ちなみに、にんにくを食べた翌日の口臭は体の中から出てくるニオイなのでいくら歯磨きを行ってもクサい口臭を消すことができません。だからにんにくを食べた翌日の口臭を消すには体の内側から臭いを消す対策を行うことが重要なポイントになります。
そんなにんにくを食べた翌日の口臭を体の内側から消すのに効果的な5つの対策方法を紹介していますので、にんにくを食べ過ぎてしまって「明日の口臭がヤバい!」という人はぜひ最後までチェックしてみて下さい。
どれも簡単にできる口臭対策方法なので、自分に合った方法を実践してみて下さい。
にんにくを食べた翌日の口臭はいつ消えるの?
にんにくを食べた後の口臭ってなかなか消えませんよね?
翌日の午前中には消えるかと思っていたら、午後になっても口臭が消えないということがよくあると思います。
実はにんにくを食べた後の口臭は約16時間もの間消えません。
例えば夜8時に夕食でにんにくを食べたら翌日の正午(12時)まであの嫌な口臭が臭っているということなんですね。
なぜそんなに長時間も口臭が消えないのかというと、にんにくの口臭は口の中から臭っているのではなく体の中から臭っているからなんです。
にんにくには「アリイン」という成分が含まれていて、このアリインが体の中で「アリシン」という悪臭成分に変化します。アリシンは体内に吸収されると、血液に取り込まれて全身へ運ばれていきます。そして肺にまで運ばれてきたアリシンは気化されてにんにく特有のクサい口臭として口から出てきてしまいます。
そしてこのアリシンが体内から全て排出されるまで口臭が消えないので約16時間もの間あの嫌な臭いが持続してしまいます。
しかもにんにくによる口臭は体の中からニオイが出てきているので、いくら歯磨きをしても消えないというのも厄介なポイントなんです。
にんにくは調理方法によってニオイの強さが変化します
にんにくはもともと調理をしていない状態だと無臭なんです。ところがにんにくを切ったりすりおろしたりして細胞が傷つけられると、にんにくに含まれている無臭の「アリイン」が強い臭いがある「アリシン」という成分に分解されます。
つまりにんにくは細かく調理すればするほど口臭の原因になる悪臭成分「アリシン」がたくさん発生してしまいます。だからすりおろしにんにくなどを食べた翌日はかなりキツい口臭になってしまうということなんですね。
にんにくを食べた翌日の口臭を消す5つの口臭対策!
ここからはにんにくを食べた翌日の口臭を消す5つの効果的な口臭対策方法を紹介していきます。いずれも食前、食後に簡単にできる方法なのでぜひ実践してみて下さい。
1.牛乳を飲む
にんにくを食べたらできるだけ早く牛乳を飲みましょう。牛乳に含まれているタンパク質がアリシンと結合して臭い成分を包み込んでくれます。これによりにんにくの口臭を抑えることができます。
また牛乳は食前に飲むとさらに効果的です。食前に飲んでおくことで胃に牛乳の膜ができて、よりたくさんのアリシンを包み込むことができます。
2.りんごを食べる
にんにくを食べた後はデザートにりんごを食べましょう。りんごには消臭効果のあるポリフェノールが豊富に含まれており、アリシンの臭いを抑えることができます。
りんごのポリフェノールは皮の部分にたくさん含まれているので、にんにくの口臭を消すためには皮も一緒に食べるとより高い効果が期待できます。
りんご以外にもポリフェノールが豊富に含まれている食品
- パセリ
- ほうれん草
- ごぼう
- チョコレート
- ブルーベリー
食後にりんごが食べれない場合はこれらの食品でも代用が可能です。
3.お茶を飲む
にんにくを食べた後はお茶を飲みましょう。お茶には「カテキン」「タンニン」という強力な消臭成分が含まれています。この消臭成分の働きによってにんにくの口臭を消すことができます。
お茶の中でも口臭対策には「カテキン」「タンニン」が豊富な緑茶がおすすめですが、ウーロン茶、マテ茶、ジャスミンティーなどにもこれらの成分は含まれているので効果が期待できます。
また「タンニン」はコーヒーや紅茶にも含まれているので、お茶が飲めない状況の場合はコーヒーなどで代用しても良いでしょう。
【注意】飲食物で口臭予防ができるのは食後約1時間までです!
ここまで1〜3で紹介してきた口臭対策は食後約1時間までしか効果がありません。なぜなら1時間以上経ってしまうとにんにくの悪臭成分アリシンは体内に吸収されてしまうからなんです。
体内に吸収されてしまったアリシンには牛乳を飲んだり、りんごを食べたりしても全く効果がありません。
だから食後1時間以内に体内にアリシンが吸収される前までに牛乳やりんごやお茶を飲まなければ(食べなければ)翌日の口臭を消す効果が無いということなんです。
「この料理はにんにくが入ってるな・・・」「これから行くお店はにんにく料理が出てきそうだな・・・」という場合は食後すぐに口臭対策ができるように考えておきましょう。
4.汗をかく
にんにくを食べた後に運動やお風呂などで汗をかくことで翌日の口臭を消すことができます。
運動をして汗をかくことで血液中に取り込まれたアリシンが汗と一緒にに毛穴から出ていくからです。これによって口臭として出てくるアリシンの量が減るので口臭を早く消すことができます。
汗をたくさんかく方法
- 運動をする
- 風呂に入る
- サウナ
運動は激しいものよりも、ジョギングやウォーキングなどの適度なものが良いでしょう。またお風呂は半身浴を長めに行うことで、汗をたくさんかくことができます。
私もにんにくをたくさん食べてしまった時は半身浴で汗をたくさんかくようにしています。40度くらいのお湯で30分くらい半身浴するとかなり汗が出ます。そうすることで翌日の口臭をかなり抑えることができています。
5.口臭サプリメントを飲む
口臭サプリメントは濃縮された消臭成分が体内の悪臭成分に作用して体の内側から口臭を抑えることができます。
だからにんにくを食べた翌日の口臭にも効果があります。
また口臭サプリメントが良い点として体内に取り込まれたアリシンに対しても効果が期待できますので、食後1時間以上経った後でも飲むことができます。
- 「にんにくを食べた後時間が経ってしまった!」
- 「運動したり風呂に入って汗をかく時間がない!」
このような人は一度口臭サプリメントを試してみて下さい。
私もにんにく料理が大好きでよく食べるのですが、食後に口臭サプリメントを2〜3粒飲むことで翌日の口臭をしっかりと消すことができています。
また口臭サプリメントはにんにくが原因の口臭の他にも、お酒を飲んだ翌日の口臭にもおすすめです。
当サイトでは私がこれまでに使用した口臭サプリメントの効果を比較しています。
にんにくを食べた翌日の口臭をなんとかしたいという人は参考にしてみて下さい。
にんにくを食べた後の口臭まとめ
にんにくを食べた翌日の口臭を消すおすすめ対策方法は以下の通りです。
- 牛乳を飲む
- りんごを食べる
- お茶を飲む
- 汗をかく
- 口臭サプリメントを飲む
にんにくを食べた後の口臭は食べた量や体質の違いなどによって臭いの強さや表れ方が異なります。上記の対策方法を行ってもにんにくを食べた翌日の口臭を抑えることができない場合もあります。
ただ口臭対策をやるとやらないでは翌日の気持ちも違ってくると思いますので、大切な用事がある時はぜひこれらの対策を行ってみて下さい。