
口の中が不快な時に手軽にリフレッシュできて、口臭対策もできるのがマウスウォッシュですね。
そんなマウスウォッシュを自宅で簡単に手作りする方法を紹介します。
用意するのは重曹とハッカ油だけなのでとっても簡単で、しかもリーズナブルです。
さらに食用の重曹をメインに作るので、安全面でも全く心配はありません。
私はこの手作りマウスウォッシュをいつも小さめの小瓶に入れて携帯して、口臭が気になる時に使っています。
ハッカ油のさわやかな香りが口の中に広がってスッキリ感が持続するので、とても気に入っています。
マウスウォッシュを経済的で安全に手作りしたい人はぜひチェックしてみて下さい。
【超簡単】3分で出来る手作りマウスウォッシュの作り方
手作りマウスウォッシュは分量を計って水と重曹とハッカ油を混ぜるだけです。
作り方さえ覚えてしまえば、3分もあればあっという間に作れちゃいますよ。
① マウスウォッシュを入れる容器を用意しましょう
1週間分くらいをまとめて作るのであれば500ml以上入るものが良いでしょう。
100均で売っている容器で充分です。上の写真の容器はIKEAのもので200円くらいでした。
② 容器に水500mlを入れます。水は水道水でOKです。
用意した容器に水を入れます。飲む用ではないので水道水で問題ありません。
初めの内は水の量を計って作っていましたが、慣れてくれば目分量で作れるようになってきます。
③ 重曹を3グラム入れます。ティースプーンで1杯くらいです。
水を入れた容器に3グラムの重曹を入れます。ティースプーンで約1杯です。※水500mlの場合
重曹の量はそこまで厳密でなくても大丈夫なのでだいたいでOKです。
重曹はスーパーやコンビニなどで売っているもので問題ありません。
ただし重曹には食用と工業用のものがあります。マウスウォッシュに使うのは必ず食用のものを使用してください。工業用の重曹には石鹸などの体に入ると良くない成分が含まれている物がある為です。
私はいつも100均の重曹を使っています。
120グラム入りなので500mlのマウスウォッシュなら40回分作れます。
100均には掃除用の重曹も売っているので、必ず食用のものかどうかをチェックして下さいね。
④ ハッカ油を3滴ほど入れます。
最後は水と重曹が入った容器にハッカ油を入れます。分量は500mlで3〜5滴が適量です。
ハッカ油は数滴単位で使用するのでスポイトがあるととっても便利です。
ちなみにこの写真のハッカ油にはスポイトが付属していました。
ハッカ油はドラッグストアなどで購入できます。もし近所のドラッグストアで売ってない場合はアマゾンや楽天などのインターネット通販でも購入できます。
価格は20mlで1000円程度です。ちょっと高く感じるかもしれませんが1回に3滴くらいしか使わないので20mlもあればかなりの量のマウスウォッシュを作ることができます。
⑤ よく混ぜて出来上がり!
どうですか?すごく簡単ですよね。
しかも1度材料(重曹、ハッカ油)を買えば少なくとも40〜50回は作れるので価格もとってもリーズナブルですね。
使ってみると口の中がとってもスッキリして口内の不快感がなくなります。
ぜひ手作りマウスウォッシュを口臭対策に活用してみて下さい。
ハッカ油の代わりにアロマオイル、ハーブを入れればオリジナルマウスウォッシュも作れます
ハッカやミントの香りが苦手という人もいますよね?
そんな人はハッカ油の代わりに好みのアロマオイルやハーブを入れてもOKです。
ハッカ油の代わりに好きなアロマオイルやハーブを数滴入れれば簡単にオリジナルマウスウォッシュが作れます。
口臭予防におすすめのアロマオイル
- レモン
- ローズ
- ラベンダー
- ティートリー
- サンダルウッド
- ジャーマンカモミール
- フェンネル
これ以外でもあなたの好きなアロマオイルで大丈夫なので、ぜひ試してみて下さいね。
無水エタノールを加えればさらに効果の高いマウスウォッシュの出来上がり!
無水エタノールは簡単に言うとアルコールのことで、消毒効果があります。
これを少し混ぜることでより効果の高い手作りマウスウォッシュになります。
分量としては水300~350mlに対して20mlくらいが適量です。
ただしエタノールはアルコールなので、誤って飲んでしまうような小さな子供や極端にアルコールに弱い人もいっしょに使用する場合は混ぜない方が安心です。
【虫歯予防、舌の汚れやホワイトニングにも!】重曹の驚きの効果とは?
最近お掃除グッズとしても注目されている重曹にはお口にも良い効果がたくさんあります。
- 虫歯予防
- 舌苔の掃除
- ホワイトニング効果
虫歯予防だけじゃなくて初期段階の虫歯が治る?
口内に生息する虫歯菌は食べカスなどを分解して酸を作り出します。酸は歯を溶かしていくため虫歯が進行していきます。
そこで重曹は弱アルカリ性なので食後酸性に傾いている口内のphを中和することができます。これにより虫歯菌の働きを弱めて虫歯を予防することがでるということなんです。
さらに重曹は歯の表面のエナメル質の再石灰化を促すことができるので、本当の初期段階の虫歯であれば治すこともできるんです。
口臭の原因の舌苔をしっかり掃除
舌の表面の汚れは舌苔と呼ばれていて、タンパク質でできています。この舌苔は口臭の原因になってしまいます。
そこで重曹はこの舌苔を分解する働きがあります。
マウスウォッシュを使う時に舌の表面にも液体が触れるようにゆすぐと効果的です。
歯の黄ばみが気になる人に嬉しいホワイトニング効果
重曹はティーカップなどの茶渋落としとして使われますよね。
この効果が歯の黄ばみ落としにも有効なんです。
コーヒーやお茶やワインで歯に付着したステイン(着色汚れ)が気になる人にはうれしい効果ですね。
【爽やかな香り】ハッカ油の口臭予防効果とは?
ハッカ油とは、シソ科の薄荷草(ハッカソウ)から作られた植物性の油です。主な成分はメンソールなのでとっても爽快感がありますが、天然の成分なので体に害の無い安全なものなんです。
そんなハッカ油には消臭・殺菌効果もあるので、本当に万能で色んな使い方があります。
- 入浴剤
- 制汗スプレー
- 消臭剤
- 蚊、ハエ、ゴキブリなどの虫除け
- カビ防止
- 眠気覚まし
などなど、他にもハッカ油の使い道はたくさんあります。
そんなハッカ油は口臭予防にも効果があります。ハッカ油の消臭・殺菌効果で口内の細菌を減らして、消臭することで口臭を抑えることができます。
またメンソールの爽快感で唾液の分泌を促して口内のネバつきを抑えることができます。
だからハッカ油はマウスウォッシュにも最適な成分なんです。
マウスウォッシュの効果的な使い方と保管方法
手作りマウスウォッシュの使い方と言っても普通のマウスウォッシュと変わりません。
口に含んで約30秒ほどクチュクチュして吐き出すだけです。食後や歯磨き後に1日3~4回程度使いましょう。
マウスウォッシュは冷蔵庫に保管して下さい。冷蔵庫だと約1週間の保存が可能です。
冷蔵庫に保管する時の注意ポイント!
冷蔵庫にマウスウォッシュを入れていると水と間違って飲んでしまうということなんです。
「そんなまぬけなことしないよ!」と思ってませんか?意外とやってしまうんです。実は私は2回ほどやってしまってます。コップに入れて飲みかけた瞬間「ウゲー!」ってなります。
もちろん重曹もハッカ油も人体には害のない成分なので飲んでも問題はありませんが、おいしいものではありません。
間違えないようにマウスウォッシュの容器には何かわかりやすい目印をつけておきましょう。