色んな口臭対策をしているのに口臭がなかなか治らないと悩んでいる人はもしかしたら「運動不足」が口臭の原因になっているかもしれませんよ?
仕事などが忙しいと運動不足になりがちですよね。
特に現代社会ではどこにでもエレベーターがあったり、仕事では力作業が機械化されていたりと体に負荷をかける作業がとても少なくなっています。
その結果現代人の約80%が運動不足だと言われています。
実はこの運動不足が口臭の原因になっている可能性があるんです。
運動不足は体に様々な悪影響を与えてしまいます。この悪影響が口臭の原因にもなってしまうんです。
このページでは運動不足によって口臭がキツくなる原因を紹介しています。また口臭を治すために効果的な運動方法も紹介しています。
「自分の口臭は運動不足が原因かも?」と感じている人はぜひチェックして下さい。
運動不足が引き起こす5つの口臭の原因とは?
運動不足には口臭の原因となる要因が主に5つあります。
1.血流の悪化
運動不足が続くと血の流れが悪くなります。
血液の悪化は口内の免疫力低下や唾液の減少を引き起こすために口内環境が悪化してしまいます。
口内環境が悪化すると細菌が増えてメチルメルカプタンや硫化水素などの悪臭ガスも増えてしまいます。
これにより口臭がキツくなってしまいます。
2.肥満になりやすい
運動不足は肥満の原因になります。
肥満の人は口臭がキツくなりやすい要因がいくつかあるのですが、特に肥満による腸内環境の悪化は運動不足と大きく関係しています。
だから運動不足で肥満ぎみの人は口臭がキツくなってしまいます。
3.基礎代謝の低下
運動不足は基礎代謝の低下の原因になります。
基礎代謝が低下すると血液中に「脂肪酸」や「アンモニア」などの成分が増えてしまいます。
これらの成分は口臭の原因になるニオイ成分で、血液として肺に運ばれてきたこれらの成分は、気化されて呼吸の際に口から出てきてしまいます。
4.便秘になりやすい
運動不足は便秘の原因になります。
便秘になると腸内に腐敗物が長時間たまり、悪玉菌も増えてしまいます。
そして腐敗物や悪玉菌から発生した悪臭成分が血液に溶け込んで肺を介して口から出てきてしまいます。
これが口臭の原因になってしまいます。
5.自律神経が乱れやすい
運動不足の人は自律神経が乱れやすくなってしまいます。
自律神経は胃腸の働きをコントロールしているので、その自律神経の働きが乱れると胃腸の不調を招いてしまいます。
胃腸の不具合は消化不良や便秘など口臭の原因になってしまいます。
参考記事:自律神経失調症の口臭を治したい人の対策方法について
口臭の解消におすすめの運動方法とは?
運動不足が原因の口臭を解消するには有酸素運動がおすすめです。
有酸素運動の代表的なものとしてはウォーキングやジョギングや水泳などですね。
有酸素運動には以下のような効果があります。
- 血流を良くする
- 基礎代謝の向上
- 便秘の改善
- 肥満の解消
- ストレスの解消(自律神経を整える)
このような効果があるので口臭予防には有酸素運動が良いということなんです。
もちろん有酸素運動は口臭だけでなく体の健康のためにも大変良いので毎日行うようにすることが大切です。
有酸素運動のやり方とは?
主な有酸素運動としては以下のようなものがあります。
- ウォーキング
- ジョギング
- 水泳
- サイクリング
- 縄跳び
有酸素運動はできれば20分以上行うのが効果的です。
なぜなら有酸素運動を始めて20分後くらいから脂肪が燃焼されます。特に肥満が口臭の原因になっている人は20分以上行うようにしましょう。
ただし20分未満でも効果が無いということではありませんので、毎日少しの時間でも良いので体を動かして運動不足を解消するようにしましょう。
家でもできる有酸素運動とは?
先程紹介した有酸素運動は家の中ではできないものばかりですよね?
仕事で遅く帰ってきた時や、夜外に出るのが危険な場合もあります。そんな時に家の中でもできる有酸素運動を紹介します。
- ヨガ
- ラジオ体操
- ストレッチ
- 踏み台昇降運動
ラジオ体操やストレッチが有酸素運動とは意外ですよね。
これらなら家の中で夜でもできる運動だと思います。
外で運動をする時間が無いという人はぜひこれらを毎日行うようにして下さい。
運動不足と口臭のまとめ
運動不足は口臭の原因にもなりますし、健康への影響もあります。
忙しい人も毎日少しずつで良いので体を動かして運動不足を解消するようにしましょう。
3日坊主にならないためには無理せずできるあなたに合った運動を見つけることも大切です。
ぜひ毎日運動をして健康で口臭の無い爽やかな毎日を送って下さい。