解決!睡眠不足時の気になる口臭を治す方法。

仕事や勉強などで忙しい時は寝る時間が短くなって睡眠不足になりますよね。

そんな睡眠不足の時は口臭がキツくなりやすいので要注意なんです。

睡眠不足は胃の不調唾液の減少を引き起こすために口臭が発生しやすくなってしまいます。

もし睡眠不足の時に胃がムカムカしたり口の中がネバネバする時は口臭がキツくなっている可能性が高いので口臭対策が必要です。

このページでは睡眠不足による口臭の原因と適切な対策方法について紹介しています。睡眠不足で口臭が気になるという人はぜひチェックしてみて下さい。

なぜ睡眠不足だと口臭がキツくなるの?

解決!睡眠不足時で口臭が気になっている人

睡眠不足になると自律神経の働きが乱れてしまうので口臭がキツくなってしまいます。

人間は自分の意志とは関係なく体の機能(内臓や血管など)をコントロールしている自律神経という神経が働いています。自律神経は体の健康を維持するのに大変重要な役割を果たしている神経です。

ところが睡眠不足になるとこの自律神経の働きが乱れてしまいます。

自律神経の働きが乱れると・・・

このような2つの原因から口臭がキツくなってしまいます。

ではここからは睡眠不足が引き起こす2つの口臭の原因と効果的に臭いを抑える対策方法について紹介していきたいと思います。

① 唾液の分泌量が減少することによって発生する口臭について

水分が減少して乾いた口

睡眠不足の時って口の中が乾いたりネバネバの感じになりませんか?

そんな時は睡眠不足により自律神経の働きが乱れて唾液の分泌量が減少したり、ネバネバの唾液になっています。これが原因で口臭がキツくなってしまいます。

唾液は口臭に大きな影響を与えます

口の中には無数の細菌が生息しています。その中の嫌気性細菌は食べかすや剥がれ落ちた粘膜細胞などをエサに生きています。そして食べかすや粘膜細胞を分解する際に悪臭ガス(硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイド)を発生させてしまいます。

この悪臭ガスが口臭の原因になってしまいます。

そこで唾液の登場です!

唾液には口内を浄化する働きがあります。だから唾液が正常に分泌されていると口内の細菌の繁殖を抑えて良い口内環境が維持でき、口臭も抑えることができます。

ところが睡眠不足で自律神経が乱れると唾液の分泌量が減少してしまいますので、口内に細菌が繁殖してしまい悪臭ガスをたくさん発生させてしまうため口臭がキツくなってしまいます。

さらに唾液がネバネバになってしまうと、糖タンパク質という成分が含まれていて、細菌のエサになってしまうのでより口臭が悪化してしまいます。

唾液の分泌量が減少することによる口臭の対策方法

歯ブラシや歯間ブラシなどの口臭対策グッズ

唾液の変化は自分でも気がつきやすいですし、口臭対策も比較的簡単に行えます。

それは口内の細菌を減らせば良いので、口内ケアを行うことです。

  • 歯磨き
  • マウスウォッシュ

このれらの方法で口内を掃除することで細菌は減少して口臭も抑えることができます。睡眠不足で口の中が乾く時はこまめに歯磨きを行いましょう。

口臭予防に効果的な歯磨き粉を使いましょう

歯磨き粉

歯磨きをするだけでも口臭予防効果はあるのですが、よりしっかりと臭いを抑えるには歯磨き粉選びも大切なポイントとなります。

口臭予防効果を掲げている歯磨き粉には口内の細菌を殺菌する成分や、歯茎の炎症を抑える成分などが配合されており、口臭をしっかりと長時間抑える効果が期待できます。

より効果的に口臭を抑えたい人は歯磨き粉選びを見直してみて下さい。

当サイトでは口臭予防効果のある歯磨き粉を10種類以上使用して比較しています。

⇒口臭予防におすすめの歯磨き粉ランキング!

歯磨き粉を選ぶ際は参考にしてみて下さい。

唾液の分泌を増やす方法

口内ケアで細菌を減らすことが最も効果があり即効性がある口臭対策方法ですが、以下の方法で唾液の分泌を増やすことも口臭予防に効果的です。

  • よく噛んで食事をする
  • ガムを噛む(無糖、キシリトール入りのもの)
  • 梅干しやレモンなどの酸っぱい食べ物を食べる
  • 水分補給をこまめに行う

これらの対策方法は唾液の分泌を促しすだけでなく、サラサラの唾液に改善する効果も期待できます。どれも簡単にできる方法なので実践してみて下さい。

② 胃腸の働きの低下によって発生する口臭について

内臓のイラスト

睡眠不足によって自律神経の働きが乱れた時の症状の1つに「胃腸の働きが低下する」ということがあります。この胃腸の働きの低下は一見口臭と関係がないように思えますが、実はかなり強烈な臭いの原因になってしまいます。

自律神経の乱れによって胃の働きが低下すると食べた物が消化されずに胃に長時間残ってしまいます。この消化不良の状態になると、食べ物が胃の中で異常発酵して悪臭ガスを発生させてしまいます。

そして悪臭ガスは胃から血液の中に取り込まれて全身を巡っていきます。さらに肺にまで運ばれてきた悪臭ガスは呼吸として口から出てしまいます。

また腸の働きが低下すると便秘や悪玉菌の増加を招いてしまい腸内に悪臭ガスが大量に発生してしまいます。この悪臭ガスも血液の中に取り込まれて肺を通じて口から漏れ出てしまいます。

こうように胃腸の働きが低下すると体の中から口臭が発生してしまいます。

胃の臭いは口から逆流しないの?

逆流性食道炎のイラスト

胃の調子が悪い時に胃の臭いが食道を逆流して口臭の原因になると思っている人は多いのではないでしょうか?

胃と食道の間には食事の時以外はピッタリと閉じている蓋が備わっているので基本的には胃の臭いが逆流してくることはありませんので安心して下さい。

胃の臭いと口臭については「胃の臭いが原因の口臭をスッキリ消す方法とは?」で詳しく紹介していますので参照して下さい。

ただし、逆流性食道炎の場合は胃の臭いが逆流してくる可能性もあります。最近は逆流性食道炎に罹る人が多くなってきていますので気になる人は「逆流性食道炎が原因の口臭を治す6つの生活習慣はこちら」も参照してみて下さい。

胃腸の働きが低下することによる口臭は体の中から出てくるものなので歯磨きなどの口内ケアでは抑えることができないのが厄介なポイントなんです。

ここからはそんな厄介な胃腸の働き低下による口臭を抑える対策方法を紹介していきます。

胃腸の働きの低下が原因の口臭対策方法

睡眠不足で胃腸の調子が悪い時は以下の2つの対策がポイントです。

① 胃への負担を減らす

胃に優しいお粥

胃への負担を減らすには、胃に優しい食べ物を食べたり、食事はお腹いっぱい食べないといった事がポイントです。

食事はお粥やうどんなど胃に優しい食べ物を腹八分目にしておくことで胃への負担が軽減でき、口臭予防にもつながります。

② 胃腸の働きを活発にする

ジョギングをしている人

胃腸の働きを活発化させるには適度な運動がポイントです。

20分〜30分程度のジョギングやウォーキングをすることで腸に刺激を与えて、働きを促すことができます。そうすることで腸内環境の改善につながり、口臭予防にもなります。

睡眠不足で体の中から出てくる口臭を少しでも早く抑えたい人へ

睡眠不足になっている人は仕事などが忙しいという事が多いと思いますので、運動する時間が取れなかったり、食生活を改善する余裕がないという場合もあると思います。

でも口臭はなんとかしたいという場合は口臭サプリメントがおすすめです。

口臭サプリメント

口臭サプリメントは胃や腸などの体内で発生した悪臭成分に作用して、それらを消臭・無臭化してくれます。

口臭サプリが胃腸で発生した悪臭成分を消臭・無臭化!

だから睡眠不足で胃腸から出てくる口臭を抑えることができます。

私は昔から胃が弱い体質で、胃からくる口臭に悩まされてきました。でも口臭サプリメントを飲むようになってからは口臭をしっかりと抑えることができるようになりました。

当サイトでは私が今までに試してきた口臭サプリメントの中で効果が高かったものを紹介しています。

⇒【効果で徹底比較】口臭サプリメントランキング!

口臭サプリメントを試してみようかなという人は参考にしてみて下さい。

睡眠不足の時の口臭対策のまとめ

睡眠不足の時の口臭対策ポイントは自分の口臭の原因が「唾液の減少」「胃腸の不調」どちらなのかということを意識して口臭対策することです。

また、睡眠不足からくる口臭で悩んでいる人の多くは歯磨きなどの口内ケアはしっかりできている人が多いようなので、どちらかと言うと胃腸の不調が原因の口臭の方が多いようです。

体は元気でも気がつかない内に睡眠不足になっているかもしれませんので注意しましょう

睡眠不足で辛い人

人間の理想の睡眠時間は7時間30分と言われています。ただし人によっては6時間とかもっと少ない睡眠時間でも全然平気な人もいるので、睡眠不足と感じる時間は人それぞれなんです。

だから自分では辛さを感じていなくても睡眠不足になってしまっているということもあります。

睡眠不足になると出てくる主な症状
  • お腹が減らない
  • 食べても食べても満腹を感じない
  • 注意力が散漫になる
  • 会話のキャッチボールがうまくできなくなる

このような症状が出てきたら睡眠不足になっている可能性があり、口臭もきつくなっているかもしれませんので気をつけましょう。

睡眠不足は寝溜めで解消できる?

昔からよく寝溜めは意味がないというように聞きいてきましたが、実は最近の研究結果で寝溜めで睡眠不足を解消できることが分ってきたんです。

例えばあなたが1日に8時間寝ないと睡眠不足になる体だとします。

そんなあなたが平日の5日間6時間しか睡眠時間が取れなかったとします。

そうしたら足りない睡眠時間は2時間×5日の合計10時間ということになります。

そこで週末の土日に多めに寝るようにします。例えばいつもより3時間多い11時間ずつ寝ると、6時間睡眠時間が取り戻せます。そして残りの4時間は次の平日に1時間ずつ多く睡眠時間をとります。

このような方法で睡眠不足は解消できることが分ってきたんです。

だから休日などのゆっくり寝ることができる時はよく睡眠時間をとって睡眠不足を解消するようにしましょう。

最後になりますが、睡眠不足が原因の口臭を治すにはやはり睡眠をしっかりと取ることが1番大切です。睡眠不足は口臭の原因になりますが、健康にも大きな影響を与えてしまいます。

仕事などで忙しい人もできるだけ睡眠はしっかりと取るようにしましょう。