
口の中が渇いたり唾液がネバネバする時ってありますよね?それはドライマウスの状態です。
ドライマウスは口内環境が悪化している状態なので「口臭」も大変キツくなってしまいます。
ドライマウスは生活習慣や精神状態など様々な要因によって引き起こされてしまいます。
そこでこのページではドライマウスを引き起こす原因から簡単にできるおすすめ対策方法まで詳しく紹介しています。
ドライマウスは口臭以外にも「虫歯」や「歯周病」の原因にもなるので、口の中が渇き易いという人はぜひチェックしてみて下さい。
ドライマウスになるとどんな悪影響があるの?
ドライマウスは唾液の分泌量が減少したり、ネバネバの唾液になる状態ですね。
唾液には以下のような口内環境を守る大切な働きがあります。
- 口内の汚れを洗い流す
- 細菌の繁殖を抑える
- 歯の再石灰化を促す(酸によって溶かされた歯を修復する作用)
だから唾液が減る(=ドライマウスになる)ということは口内に汚れや細菌が増えてしまいます。これによって以下のような症状が起こりやすくなります。
- 口臭
- 虫歯
- 歯周病
- 口内炎
特に歯周病になるとさらにキツいニオイの口臭になってしまうので要注意です。
【誰でも起こる?!】ドライマウスを引き起こす4つの主な原因
ドライマウスは生活習慣や精神的な状態(ストレス・心配事)など様々な要因によって引き起こされてしまいます。ここではドライマウスを引き起こす4つの主な原因について紹介します。
1.口呼吸をしている
人間は本来鼻で呼吸をする生き物です。でも意外と多くの人が口で呼吸してしまっているんです。
口で呼吸をしていると口が開いたままになってしまうので、当然口の中が渇いてドライマウスになってしまいます。
また起きている時は正しく鼻で呼吸していても、寝ている間は口呼吸になっているという人も多いので注意して下さい。
口呼吸と口臭については「口呼吸は口臭の原因です!5つの対策方法で改善しましょう」で詳しく紹介していますので参照して下さい。
2.ストレスや心配事など精神的な負担がある
唾液の分泌は自律神経がコントロールしているのですが、ストレスや心配事など精神的な負担が大きくなると自律神経の働きが乱れてしまい、唾液の分泌量が減少してしまいます。これによってドライマウスを引き起こしてしまいます。
ストレスと口臭については「ストレスからくる口臭を完全に解消!私はこれで口臭を治しました!」で詳しく紹介していますので参照して下さい。
3.食事をよく噛まずに食べる
噛むという行為は唾液の分泌と大きく関わっています。よく噛んで食事をすると唾液の分泌が促されて食後もしばらくは唾液がしっかりと分泌されます。
しかしあまりよく噛まずに食事をしていると、唾液がしっかりと分泌されずにドライマウスを引き起こしてしまいます。
4.薬の副作用
薬の副作用としてドライマウスを引き起こしてしまうものがあります。
抗ヒスタミン剤が入っている風邪薬や花粉症の薬、抗うつ剤などがその可能性があります。薬を飲み始めてから口が渇くようになったという場合は薬の副作用が原因として考えられます。
ドライマウスを改善する簡単でおすすめの4つの対策方法
ここからは手軽に行えるドライマウスの状態を抑えるための4つの対策方法を紹介します。
1.水を飲む
水をこまめに飲むことで口の中を潤してドライマウスを抑えることができます。1度にたくさんの量を飲むよりも何回にも分けて飲む方が効果的に口の中を潤すことができます。
また水分補給は水またはお茶にしましょう。砂糖の入っているジュース類は虫歯の原因になりますし、カフェインの入ったコーヒーや紅茶などは利尿作用で余計に体内の水分を奪ってしまいます。
2.ガムを噛む
ガムを噛むことで顎を動かして唾液の分泌を促すことができます。口が渇いてきたと感じたらガムを噛むことでドライマウスの状態を抑えることができます。
ガムは砂糖が入っていない無糖の商品にしましょう。また歯に良い成分キシリトールが入っているものだとより良いでしょう。
また食事もしっかりとよく噛んで食べることも大切です。
3.よく寝て体と心を休ませる
肉体的にも精神的にも疲労が溜まっていると自律神経が乱れてドライマウスになってしまいます。最近ドライマウスになりやすいなと感じたらしっかりと体を休めて自律神経の働きを整えましょう。
また睡眠だけでなくゆっくりとお風呂に入ったり適度な運動を行うこともストレスの解消には効果的なので、自分に適したストレス解消方法を見つけて行いましょう。
4.唾液の分泌を促すツボを押す
唾液腺をマッサージすることで唾液の分泌を促すことができるのでドライマウスを改善することができます。
唾液腺は3ヶ所あります。
- ① 耳下腺(じかせん)
耳たぶの少し前方 - ② 顎下腺(がっかせん)
あごの骨の内側のやわらかい部分 - ③ 舌下腺(ぜっかせん)
あごの先のとがった部分の内側、舌の付け根あたり
口の渇きが気になる時はこれらのツボをマッサージしましょう。
ドライマウスが原因の口臭を抑えるには歯磨きが1番です
上記で紹介した唾液の分泌を促す対策も口臭対策には効果的ですが、より即効性を求めた対策方法なら「歯磨き」が1番です。
ドライマウスの状態の口内は細菌がたくさん繁殖して口臭がキツくなっています。そこで歯磨きをすれば細菌をしっかりと掃除することができるので口臭もすぐに抑えることができます。
歯磨きは歯ブラシだけでなく歯間ブラシやワンタフトブラシも併用するとより完璧に口の中を掃除することができます。時間がある時は必ずこれらのケアグッズも使用するようにしましょう。
より効果的に口臭を抑えるには歯磨き粉選びもポイントです
歯磨き粉には主に以下のような効果があります。
- 汚れの除去
- 口臭予防
- 殺菌作用
ただし、ドラッグストアなどで安く売っている歯磨き粉の中には、泡立ちだけがよくて歯磨きをした気分にさせてしまうものも少なくありません。
さらに研磨剤がたくさん含まれていて歯を傷つけてしまうものもあります。
だから歯磨き粉は価格だけでなく、効果や成分もよくチェックして選ぶことが大切です。
- 低研磨性(研磨剤無配合)
- フッ素配合
- 歯の表面の修復作用
このような成分や効果を謳っている商品を選ぶとよいでしょう。
口腔ケア研究所のおすすめは「オーラパールプラス」です
オーラパールプラスは風邪薬ジキニンで有名な全薬グループが8年もの歳月をかけて開発された商品で、口の中のあらゆる問題に対応できるようにこだわり抜かれて作られた歯磨き粉です。
オーラパールプラスは歯の白さを取り戻す効果が注目されがちなのですが、口臭予防にも大変優れた効果があります。
歯と歯茎を健康な状態へ導く10種類もの有効成分がたっぷりと配合されており、薬用成分の配合率は歯磨き粉の中ではトップクラスです。
- 薬用ハイドロキシアパタイト
- 塩化ナトリウム
- イソプロピルメチルフェノール
- グリチルリチン酸
- トラネキサム酸
これらの成分が口内のトラブルをトータルに改善することで口臭をしっかりと抑えてくれます。
実際に私がいくつも試してきた歯磨き粉の中で、1番高い口臭予防効果を実感できたのがオーラパールでした。
オーラパールで歯磨きをするとスッキリ感が抜群で、3時間くらいは口の中のネバつきをしっかりと抑えられて、長時間口臭を気にせずに過ごせるようになりました。
オーラパールの公式サイトでは初回購入が約29%OFFになるお得な割引きやオリジナル歯ブラシのプレゼントなどもあるので、お得に買うなら公式サイトがおすすめです。
口臭予防に効果の高い歯磨き粉を探している人はぜひ一度試してみて下さい。
ドライマウスと口臭まとめ
ドライマウスは口臭だけでなく虫歯や歯周病の原因にもなるのでできるだけしっかりと対策をしたいですね。
また薬の副作用によってドライマウスになっている場合はお医者さんに相談してみて下さい。
ドライマウスを改善して口臭の無い健康な口内環境をめざしましょう。