
歯垢はとってもクサい口臭や、歯周病、虫歯の原因になるので毎日しっかりとケアをして取り除かなければなりません。
でも歯垢はネバネバして歯に付着しているので、適当に歯磨きをしているだけではきちんと除去できません。
そこでこのページでは歯垢を効果的に取り除くための4つの方法を紹介します。
毎日の歯磨きの中でちょっとした手間と少し意識をするだけで、今まで以上にしっかりと歯垢を除去できますのでぜひ実践してみて下さい。
1.歯磨きは10分以上かけてしっかりと行う
1回の歯磨きにどれくらいの時間をかけていますか?
しっかりと歯垢を取り除くためには歯磨きは10~15分程度かけて歯磨きを行いましょう。
しかも時間だけかければ良いということではありません。歯垢がたまりやすい箇所を重点的に全部の歯をまんべんなく磨くことが大切です。
歯垢が特にたまりやすいのは以下の4箇所です。
- 歯と歯の隙間
- 歯と歯茎の境目
- 歯の噛み合わせ面
- 歯並びが悪くてデコボコしている箇所
1箇所に対して20回以上磨かなければしっかりと歯垢を取り除くことができません。
全ての歯を20回以上ブラッシングすれば自然と10分以上はかかってしまいます。
また正しく歯磨きをするには以下のポイントが重要です。
- 軽い力で小刻みに1〜2本ずつ磨く
- 歯と歯茎の境目は45度の角度で歯ブラシをあてる
- 歯並びの悪い所は歯ブラシを縦にして1本ずつ磨く
- 歯ブラシは1ヶ月毎に交換する
歯垢を取り除くための基本はやはり歯磨きです。上記のポイントに気をつけながらしっかりと歯を磨きましょう。
もっと時間を短縮して歯磨きをしたいという人は電動歯ブラシを使用すると良いでしょう。電動歯ブラシの効果について「【実体験】電動歯ブラシは口臭予防にどれだけ効果があるのか?」で詳しく紹介していますので参照してみて下さい。
2.歯間ブラシを使う
歯ブラシだけでは歯垢がたまりやすい歯と歯の間を磨くことができません。
歯ブラシだけの歯磨きだと口の中の汚れの約60パーセント程度しか除去することができないんです。そこで歯間ブラシを使うことで30パーセントも掃除率をアップさせることができます。
だから歯ブラシで歯磨きをした後は歯間ブラシも併用することが、歯垢をためないための重要ポイントです。
歯垢を残さないためにも歯間ブラシは最低でも1日に1回は使うようにしましょう。
3.ワンタフトブラシを使う
奥歯や歯並びの悪い所は普通の歯ブラシでは磨きにくく、歯垢がたまりやすくなってしまいます。
そこで、歯の細かな箇所を磨くにはワンタフトブラシを使いましょう。
ワンタフトブラシは毛の束が一塊になっていて先が尖った形状をしている歯ブラシです。この特殊な形状から普通の歯ブラシでは届きにくい箇所をしっかりと磨くことができます。
ワンタフトブラシが効果を発揮する箇所
使うタイミングとしては通常の歯ブラシで磨く前に2分程度かけてワンタフトブラシで歯磨きをすると良いでしょう。
ワンタフトブラシの効果や使い方については「おすすめ!タフトブラシは口臭予防に効果アリ!」でより詳しく紹介していますので参照して下さい。
4.歯に良い歯磨き粉を選ぶ
歯垢を効果的に取り除くには歯磨き粉選びも重要です。
選ぶポイントとしては
- 殺菌作用がある
- 発泡剤が入ってない(少ない)
このような点をチェックすると良いでしょう。
殺菌作用があるということは歯垢に生息する細菌を殺菌することができます。
また発泡剤とは泡立ち成分なのですが、市販の歯磨き粉の多くには発泡剤が入っています。この発泡剤が泡立つことによって歯をしっかりと磨けたと錯覚してしまいます。また長い時間磨いていると口の中が泡だらけになって磨きをかけにくくなってしまいます。
だから長い時間しっかりと歯磨きをするには発泡剤が入っていないか少ないものがおすすめなんです。
当サイトでおすすめしている口臭予防用の歯磨き粉の多くは殺菌作用があり、発泡剤も少ないものがほとんどです。
歯磨き粉を選ぶ際は「口臭予防におすすめの歯磨き粉ランキング!」を参照してみて下さい。
歯垢の除去方法まとめ
どうでしたか?ここまで歯垢の除去方法について紹介してきました。
もし歯磨きをした後に舌で歯に触れてみてザラザラするようであればまだ歯垢が取れていない証拠です。
このページで紹介した方法でしっかりと歯磨きを行いましょう。
また正しい歯磨き方法については歯科医院に行けば教えてもらえます。自分の歯磨き方法が正しいかどうか不安な人は一度歯医者さんに相談してみて下さい。
そもそも歯垢って何?歯にどんな影響があるの?ということについては「口臭の原因になる歯垢って何?どうして付着するの?」で紹介していますので参照してみて下さい。